2023/08/02

コレステロールにまつわるエトセトラ



 コレステロールにまつわるエトセトラ


 店頭でお客様とお話をしていると、コレステロールについて誤った理解をしている人が多いように思いますので、今回はコレステロールについてのお話しをさせていただきます。


【コレステロールとは】

 コレステロールは血液中に含まれる脂質のひとつで「HDL」「LDL」と呼ばれる球形の物質に含まれて血管中を運ばれています。肝臓から全身へコレステロールを配達する物質を悪玉(LDL)、血管内の余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す物質を善玉(HDL)と呼びます。コレステロールは細胞膜を作ったり、筋肉を作るホルモンの材料となり、生命維持に重要な役割を果たしますが、悪玉が増え過ぎると、悪玉の運ぶコレステロール(悪玉コレステロール)が増え、血管壁の中に溜まっていくため、血管壁が厚くなり動脈硬化が起こります。



【LDLは本当に「悪」?】

 悪玉の運ぶコレステロールの量(悪玉コレステロール値)が基準範囲内でも、動脈硬化が進みやすい人もいます。一体なぜでしょうか?実は悪玉コレステロール全てが危険なわけではなく、その明暗を分けるカギが悪玉の大きさにあるのです。悪さをする主な要因は、小型の悪玉『超悪玉(small dense LDL)』に乗っているコレステロールです。

 悪玉は、血液中を流れているだけなら悪さはしません。血管壁の中に入って酸化され、有毒化することで血管をつまらせるプラーク(血管壁のこぶ)の原因物質となるのです。

 超悪玉は、血液中に長くとどまりやすいうえ、通常の悪玉より小さいので血管壁の中に入り込みやすく、さらに有毒化しやすい性質を持っています。だから、超悪玉が多いと、動脈硬化を起こしやすいのです。



【超悪玉はなぜ増える】

 LDLがなぜ小型化するのかはまだ解明されていません。しかし、超悪玉を多く持っている人の傾向はわかっています。

・狭心症や心筋梗塞を起こしたことがある人

・中性脂肪値が高い人

・血糖値が高い人

・血圧が高い人

・肥満(特に内臓脂肪型肥満)の人

・善玉が少ない人

これらの人は注意が必要です。


【検査値をどう見るか】

 健康診断や病院での血液検査でコレステロールの値を測定しますが、この数値をどのように判断するかが問題です。

 一般的は「LDLコレステロール」「HDLコレステロール」「Non-HDLコレステロール」の値が示されます。その他に「LH比」と「中性脂肪」も判断するのに重要な項目となります。

 では、どのように判断するかですが、「LDLコレステロール」が高値で「LH比」「中性脂肪」共に高値の場合は問題です。逆に「LDHコレステロール」が高くても、「中性脂肪」が正常で、他に基礎疾患もなければ全く問題はございません。このように、コレステロールの検査数値は適正範囲に入っていればOKというわけではないのです。LDLコレステロール値が少し高いくらいのほうが寿命が延びるとか、値が低いほどがんの発生率が上がる・・・などというデータも発表されています。


【じゃあどうしたらイイ】

 最初に書いたように、コレステロールは細胞の構成成分やホルモンの原材料であり、大変重要なモノなのです。では、コレステロールの何が問題なのかというと、酸化コレステロールになることで、正常なコレステロールなら少々多くても問題ありません。コレステロールの数値を気にするより、身体の酸化を考える方が大切なことだと思いますよ。

 個人的な意見ですが、コレステロールの値というのは、その人の身体(細胞やホルモンの原料として)が必要としている数値であり、それを薬で抑えるというのは、体を作っている材料が不足している状態を作り出していると思うのです。コレステロールの値が高いことは決して怖いことではなく酸化されることが問題なのです。



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